没ネタナイト

「没ネタナイト」とは、アイデアに自信があったのに、没になった企画を持ち寄って発表し、傷を癒しあうイベントです。
このイベントで発表した没ネタは、誰かの手によって世に出るかもしれないし、そのまま供養されるかもしれません。

没ネタプレゼンの基本ルール

手探りの第0回

日時 2011/03/28 20:00 to 22:00 会場 USTREAM STUDIO CAFE OSAKA
出演者 株式会社人間 山根
システム開発 Takanobu
NPO法人スマイルスタイル カエル
ラジオディレクター 山本
AR三兄弟 川田十夢氏

没ネタナイトの準備を進めるさなか、「お客さんのリアクションを高める仕組みはないか」という課題に対し、人間はひとつのシステムを導入しました。
それが「リアルいいね!ボタン」です。

見た目は、Facebookの「いいね!ボタン」のパロディですが、専用モバイルサイトの「いいね!ボタン」を押すと、どこからかいい声で「いいね!」と鳴り響き、舞台側にある「いいね!カウンター」の数字がカウントアップします。
いわゆる「へぇボタン」や「がってん!」みたいなもんです。

お客さんの理解も早く、正直なにしゃべっても面白くなりそうな良質な空気が作れたと思います。

今回、出演していただいたのは、人間を含めて5組。
広告制作、WEB制作、システム開発、NPO法人、ラジオディレクターと、バラエティ豊かなラインナップとなりました。

各々の発表するネタが知ってるものではなく、聞いたこともないような新作であることは、「没ネタ」という縛りが生かされた大きな特徴でしょう。

そして、やっぱりすごかったのはゲストプレゼンターのAR三兄弟の川田十夢さん。没ネタナイト用にしっかりプレゼンを作ってきて下さり、「こりゃマジで公にはでなさそうだなぁ」という貴重な没ネタで、この日最高の“900いいね!"超えを達成しました。
さすがのサービス精神。これですよ売れる理由。

元々、関西の企画職人を集めたくて始めたこのイベント。手探り状態でしたが、フタを開ければ40人以上もの人々が訪れ、しかもそのほとんどが職場で"何かを作る人"を担当されている方であったことに手応えを感じました。
イベント終了後、「次回はいつなんですか?」「次回は発表したい」という声もすぐに集まってきました。必ず次もあるので、皆さんもそれまで、どんどん企画を考えて、どんどん没ネタをストックしておいて下さい!